著者:祷キララ 2000年生まれ。大阪府出身。2009年、映画『堀川中立売』(柴田剛監督)でデビュー。その後、映画『Dressing Up』(2012/安川有果監督)で初主演を果たす。主な出演作品に映画『左様なら』、『アイネクライネナハトムジーク』、『サマーフィルムにのって』、『忌怪島』、パルコ・プロデュース2024『最高の家出』など多数出演。 映画やドラマだけではなく舞台や広告、モデルの活動など幅広く活躍している。 この春で、堀江をはなれて6年が経った。大阪のファッションタウンとして知られつつある堀江は、私の故郷だ。アメリカ村、オレンジストリートを中心に、ブランドの直営店、古着屋、セレクトショップ、カフェに家具屋にライブハウス。そこに集う若者たちでいつも混沌としている。帰省するたびに新しいお店を見かけるし、通学路だった道は整備され、タワーマンションが建設中。故郷は大発展中だ。 今日も堀江