『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 『嫌われる勇気』で有名なライター、古賀史建(こがふみたけ)氏による文章講義の書籍を紹介します。 文章の書き方の本としては屈指のわかりやすさと、役に立つ内容を兼ね備えているので、エッセンスをできるだけ伝えていきたいと思います。 複数の記事に渡って少しずつ要約していきます。 「話せるのに書けない」を解消 本書は文章をうまくするというよりも「話せるのに書けない!」を解消することを目的としています。 話し言葉と書き言葉には、思っている以上にギャップがあります。 話すことを「テレビ」に例えるなら、書くことは「新聞」です。 新聞はテレビのように顔の表情や身振りなどが道具が使えず、文字だけで勝負するから難しく、技術が必要なのです。 本書では著者がライターとして蓄積してきた「話し言葉を書き言葉に変換する」ためのノウハウを紹介していきます。 著者である古賀氏は年間平均
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