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完成間近に鉄パイプが折れ、タイトル奪還に失敗した大ちくわ=長崎県雲仙市、中山堯撮影 長崎県雲仙市のかまぼこ業者らが14日、2カ月前に北海道網走市に破られた記録を上回ろうと長さ13メートルの大きなちくわ作りの世界記録に挑戦した。ところが完成間近、魚のすり身を巻き付けていたパイプが折れるハプニングがあり、悲願達成はならなかった。 雲仙市は昨秋のかまぼこ祭りで長さ11.15メートルの大ちくわの世界記録を樹立。これに対し今年9月、網走市の青年団体連合会がはるばる挑戦状を携えて雲仙市を訪問、同市の記録を80センチ上回る大きなちくわを作ってタイトルを奪った。 記録再更新を見届けにきた網走市青年団体連合会の大谷義則幹事(48)らは「まさか」と絶句。雲仙市まつり実行委の久山つや子会長(59)は「記録も友好も来年の目標ができました」と再挑戦を誓った。
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