朝日新聞社は18日、電子版「朝日新聞デジタル」を創刊した。朝日新聞のほぼすべての記事と独自コンテンツ、動画などをパソコン、iPad、アンドロイド端末向けに有料で配信する。料金はデジタル版のみが月額3800円。朝日新聞の読者は新聞購読料と併せて月額1000円。 内容は、ニュース速報を24時間態勢で配信する「24時刊」、前日の夕刊からその日の朝刊のニュースまでを早朝に配信する「朝刊」、著名人のコラムや地域の話題を中心にした雑誌のような「You刊」の3種類。同社は「紙面そのままをPDF版にしたのではなく、記事の軽重をつけたレイアウトで、端末の画面サイズに合わせて表示している」と説明した。 関心がある分野やキーワードを設定すると、自動的にひとつの面に構成して配信されるほか、記事を保存する「スクラップブック」や、24時刊の1面を23時間前までさかのぼって閲覧する「1面タイムマシン」機能などがある。同