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ブックマーク / tocana.jp (2)

  • 元福島原発作業員・釣崎清隆の『シン・ゴジラ』評! 大概の批評が見落とした“シン・ゴジラの本当の価値”とは?

    ※注意 2頁目にネタバレあります。 ――元福島第一原子力発電所作業員(以下、1Fマン)であり、死体映画監督でもある釣崎清隆による『シン・ゴジラ』評 画像は、映画『シン・ゴジラ』公式サイトより 映画時評『ファイト批評』(洋泉社)で共著したアイカワタケシからのメールに促されて『シン・ゴジラ』を観に行った。 12年前までの国産ゴジラでは、のきなみ訳の分からない新兵器でゴジラが倒されており、根的に時代の産物であったゴジラのリアリティに正面から対峙するものではなかった。それに比べて、『シン・ゴジラ』はヒトの手でゴジラを倒すことができるという手応えがある映画であった。 ■これまでのゴジラはリアリティに向き合っていなかった リアリティに正面から対峙しないゴジラは第1作目においてもしかりである。戦後という怨念が具現化した大怪獣ゴジラは「オキシジェン・デストロイヤー」(水中の酸素を破壊する兵器)などで倒せ

    元福島原発作業員・釣崎清隆の『シン・ゴジラ』評! 大概の批評が見落とした“シン・ゴジラの本当の価値”とは?
  • (3ページ目)荒木飛呂彦になれなかった、もう1人の天才漫画家 ― 巻来功士が語る「少年ジャンプ舞台裏と表現規制と…」

    荒木飛呂彦になれなかった、もう1人の天才漫画家 ― 巻来功士が語る「少年ジャンプ舞台裏と表現規制と…」 巻来功士氏といえば、溶け落ちる皮膚、人間の機械化、人体の変型等、グロテスクで、フェティッシュな描写を多用する漫画家として知られる。時としてその作風は少年誌の範疇をはみ出るようなものであったが、それは当時の時代背景にも関係していたようだ。 ――今から思えば、巻来さんが少年誌の範疇から出るような作品を描いていたってことがおもしろいですよね。 巻来「今では考えられないかもしれないですけれど、当時は映画『スキャナーズ』(1981年/デヴィッド・クローネンバーグ監督)とかがメインのカルチャーだったんですよ。だから『ジャンプ』もOKを出したんですよ」 ――メインカルチャーの変遷とともに『ジャンプ』の作品も変化していったんですね。 巻来「そうですね、それはスピルバーグがR指定を作ったように、『ジャンプ

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