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ブックマーク / www.nippon.com (2)

  • SFアニメの到達点—押井守版『攻殻機動隊』の普遍性を読み解く

    押井守監督のアニメ映画 『GHOST IN THE SHELL/ 攻殻機動隊』(1995年) をハリウッドが実写映画化したことで、押井作品が再び注目されている。押井版『攻殻』が国内外のSF映画に与えた影響とテーマの普遍性を考察する。 2017年公開の米国映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、士郎正宗による日のマンガ『攻殻機動隊』(1989年連載開始)を原作としている。だが、作中のビジュアルや設定の多くは、原作マンガを初めてアニメ映画化した押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/ 攻殻機動隊』(95年)へのオマージュに満ちている。 2017年春に公開されたルパート・サンダース監督『ゴースト・イン・ザ・シェル』では、スカーレット・ヨハンソンが脳以外全身サイボーグの捜査官を演じた (C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distrib

    SFアニメの到達点—押井守版『攻殻機動隊』の普遍性を読み解く
  • 細田守と新海誠—未来を担う2人のアニメ監督(パート1)

    宮崎駿監督の「引退」宣言から3年、長編アニメ作品で目覚ましい活躍をみせる細田守、新海誠両監督の世界を解説。パート1は細田監督にフォーカスする。 スタジオジブリ時代の終焉2013年の映画『風立ちぬ』公開後に宮崎駿監督が長編映画制作から引退を表明し、翌14年にはスタジオジブリが『思い出のマーニー』(米林宏昌監督)を最後に制作部門の解散を宣言した。1997年の映画『もののけ姫』が興行収入193億円と日記録を塗り替えて以後、宮崎監督作品では100億円超えが続き、ジブリ映画映画界全体の収益が左右されるようになる。その時代がついに幕を閉じたわけだ。 世界ではディズニーとピクサーを旗手に、商業アニメーション映画の主流が3DCGへと移行して10年を超えた。日はスタジオジブリが58年の東映長編漫画映画『白蛇伝』から連綿と連なる手描き(2D)の伝統的作法をベースにしていることもあり、3Dを補助手段とする

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