フリーランスとして独立する前、働いていた会社で面接担当をしていたときの話。 「とにかくユニークな経歴をもつ人材を採れっ!」という指示のもと、変わったキャリアを歩んできた人たちを面接していた。いま現在が「無職」であろうと関係ない。 営業職の採用面接にあらわれた無職の彼に、「なぜ仕事をしたいのか?」と根源的な質問をしてみたところ、とにかくスゴい回答が返ってきた。 1.働くことは、社会の役に立つこと 彼は「社会の役に立つこと」だと言い切った。 働くことの意義は見失いがちで、「お金のため」「生活のため」「自分のため」「人のため」色んな考え方があるだろうが、彼は無職の時期を経験したことで、「誰の役にも立っていない自分」の存在を痛感し、その答えにたどり着いたらしい。 極限の状況で見出した「仕事をすることの意義」は、細胞の奥底まで刻まれているようだった。 2.社会の役に立てば、お金を稼げる 彼は社会の役
「社畜はクズ、起業最高!」 そんな主張を見るたびに、少しだけ悲しい気持ちになります。 ぼくはいまフリーランスです。 それまでの13年間は会社員として、サラリーマンとして、いわゆる社畜として生きてきました。 流行り廃りの激しいインターネットの世界では「極論」が注目を集める傾向にあります。 そして、スマホによって高速で情報処理される時代には、「じっくり読ませて、考えさせる文章」よりも、「キャッチーなサクッとしたコンテンツ」がウケます。 それは時代の流れです。 日本の労働人口の多くは会社員なわけで、独立・起業するだけで「マイノリティ」の立ち位置を確保できるわけです。 そして「声がデカいマイノリティ」はインターネットの世界で注目を集めやすいので、自分のポジションを正当化するために、人の立場を陥れる…そんなことが増えているように思えます。 何かを褒めるために、何かをけなす必要はない 会社で働いていた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く