アップルの創業者で、現代社会に多大な影響を及ぼした世界的イノベーター、Steve Jobs氏。彼は大学時代から絶対菜食主義を貫き、リンゴやニンジンなど果物や非加熱の野菜以外、口にしなかったとされている。 またJobs氏はしばしば、果物を多く取り込む食生活が創造性を刺激し、彼自身の成功の礎になったと主張していた。 果物に含まれるチロシンを調査 果物にはチロシンという、アドレナリンやメラニンを形成するアミノ酸が多く含まれている。Leiden Universityの研究者は、チロシンが本当に創造力を高めるのかを調査した。 チロシンを摂取しテストを実施 調査は2回に分け、32人の被験者に対し行われた。1回目の実験では、被験者はチロシンが豊富に含まれたオレンジジュースを飲み、創造的な思考力を必要とするパズルテストを受けた。 2回目の実験では、対照薬(偽薬)を含んだ同じジュースを飲み、もう1つのテスト