コピーライター恐るべし。 「小説は無理そうだけどキャッチコピーならいけんじゃね?」と思ったことがある人は、多いのではないでしょうか。確かに原稿用紙何百枚もの小説を書き上げるのは、(作品の出来不出来はともかく)それだけで常軌を逸した所業だと思いますが、多くの人の心に残る言葉を極限まで切り取るのもなかなかどうして難しいのです。 うまいこと言えてたとしても、それが企業なり商品なり対象物と結びついていなければならないわけです。 例えばこれ。 いじわる言ったのは、あなたが時計を見たから。 腕時計で有名なシチズンのコピーです。これ、お見事なコピーだと思いません?。おっさんの胸をキュンキュンさせる。 あ!この言葉を選ぶ時点でもうセンスない。アウトだわ。 選りすぐりの10コピー この本に載っているコピーの中から、わたしが気に入ったモノを10個紹介します。 1:「残りもの」は嫌い。「最後のひとつ」は好き。そ