トリスタンとイゾルデ物語のあらすじを話そう。アーサー王物語にでてくるトリスタン卿は、現在のイギリスのコーンウォール地方にあったとされるリオネス国の、メリオダス王とイザベラ王妃の間に産まれた息子で、叔父であるコーンウォールのマルク王に仕えて勇敢に戦っていたんだ。 ある時、マルク王はアイルランド王と貢物を巡って争いになり、勇者トリスタンは、暴れ者で有名なアイルランドの王族モルトオと戦うんだ。 円卓の騎士の中でも屈指の勇者であるトリスタンは、猛者モルトオをやっつけるんだよ。しかし受けた毒矢で傷つきトリスタンも倒れてしまうんだ。その時、トリスタンはアイルランド王女のイゾルデの介抱を受けて回復したんだ。 その後、トリスタンはコーンウォールに帰国するけど、アーサー王の宮廷でセグワリデス卿の妻との情事をやらかして、叔父のマルク王と仲が悪くなったんだ。 この時代、そんな男女間の情事の話が多いですね。それで