JAXA=宇宙航空研究開発機構などが開発している日本の新たな主力ロケット「H3」について、初号機の打ち上げを来年2月12日に鹿児島県の種子島宇宙センターで行う方向で調整が進められていることがわかりました。 「H3」は、現在の主力ロケット「H2A」の後継機で、開発は終盤を迎えています。 JAXAと三菱重工業は先月、開発の最終段階の試験として、鹿児島県の種子島宇宙センターでロケットを発射地点に移してエンジンの燃焼試験を行い、打ち上げに問題がないことを確認しました。 そのうえで、初号機の打ち上げを来年2月12日に行う方向で調整していることが、関係者への取材で分かりました。 「H3」は、ロケットの打ち上げビジネスで海外に対抗するねらいから、宇宙に運べる重量を「H2A」のおよそ1.3倍に増強し、打ち上げコストを現在の半分程度に抑える計画で8年前、開発に着手しました。 初号機の打ち上げは当初、2020
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