マンガ家 1951年生まれ。群馬県出身。血液型AB型。1970年に『消えた爆音』(デラックス少年サンデー)でデビュー。『タッチ』『みゆき』『クロスゲーム』など大ヒット作多数。この3作品で、小学館漫画賞・少年部門を2度受賞。2008年には単行本累計2億冊突破の偉業を達成。現在は『ゲッサン』(小学館)で『MIX』を連載中。 糸井 あだちさんのマンガは、 ジーンとしたりキュンとするシーンを、 短く終わらせちゃうことがわりと多いんですよ。 あだち なんでもっと素直に 描けないのかなと思うんだけどね。 ここまできたらしょうがないっす。 糸井 でもあれが大人にはたまんない。 梵鐘(ぼんしょう)の余韻じゃないけど、 叩いたのはさっきなのに まだ鳴ってるよっていうね。 あらすじだけを読んでも、 なんてことないマンガなのに。 あだち そりゃあ、あらすじはね(笑)。 糸井 でも読んだらちがうんだよっていう。
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