ユニクロが「世界同一賃金導入」を公表した。内容については下記関連記事を参照して欲しい。 ユニクロ、「世界同一賃金」導入へ 優秀な人材確保狙う 年収百万円も仕方ない・ブラック企業批判は誤解 世界同一賃金、ユニクロ柳井氏に聞く (限界にっぽん)第3部・超国家企業と雇用:1 両刃の同一賃金、社員選別 ユニクロ 勤務地によって物価が異なるので生活に必要なコストに大きな差異がある。これをどう調整するかなど課題はあるものの、「世界同一賃金」導入に向けて舵を切ったという事であろう。 その結果、日本国籍だからといって日本の若者が、ベトナム人やミャンマー人よりも優遇されるという事はない。 必然的に、全世界の若者と競合し勝ち残って行かねばならない事になる。 この決定は、幾つかの教訓を日本政府、役所、日本国民に与える事になると思う。 先ず第一は、「企業」は安々と「国境」を越えて行く力を蓄えたという事実である。
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