ブックマーク / number.bunshun.jp (22)

  • メンタルの強さを計る尺度を開発。伊藤華英が大学で研究したこと。(伊藤華英)

    スポーツ現場でよく聞く言葉がある。 「メンタルが弱い」「あの選手は大事なところで弱いんだよな」とか、「メンタルが弱いから結果がついてこない」といった声は、どんな競技でも頻繁に聞こえてくる。 では「メンタルが強い選手」とはどんな選手を表すのか。 そもそも世界の舞台に立っているのだから、フィジカル的にもメンタル的にも弱い選手はいないはずだ。国内の熾烈な戦いを乗り越えてきているし、実力的にも十分に戦える選手が世界大会に立っているのだから。 今回のブダペストで行われた水泳の世界選手権でもそうだったが、ベストの結果を出せた選手、出せなかった選手の何が異なるのだろうか。 私は、結果を出す選手たちはどのようにレースに向かい、何を実行しているのかについて純粋に知りたいと思った。私も現役時代に何度も世界大会の決勝という舞台に立っているが、自分の前でトップを泳いでいた選手たちのことをもっと知りたいと思ったのだ

    メンタルの強さを計る尺度を開発。伊藤華英が大学で研究したこと。(伊藤華英)
  • <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)

    若くして日の卓球界を担う稀代の天才プレーヤーは、 ある世界的な“不正行為”の犠牲となり、苦しんできた。 違法な用具を使うことなく、ただ、フェアな条件で戦いたい。 卓球という競技の未来のため、選手生命を賭け、問題提起する。 日の丸を背負って北京、ロンドンと2度の五輪を戦った水谷隼。 Number815号に掲載された勇気ある告発を全文公開します。 僕はこれから、選手生命をかけて卓球界に横行している不正行為と戦っていきたいと思っています。もちろん、アンフェアな状況への憤りがあるからですが、それだけが理由ではありません。このまま不正行為を放置すれば、卓球というスポーツの未来にも暗い影を落としていくという危惧が心の底にあるからです。 「補助剤」をラバーの裏側に塗ることで、大きく変わる打球の質。 卓球をしている人なら「補助剤」、英語で「ブースター」と呼ばれる液体のことは聞いたことがあると思います。そ

    <日本卓球の至宝、覚悟の告発> 水谷隼 「世界の卓球界を覆う違法行為を僕は決して許さない」(城島充)