一票の格差が2倍以上開いているからと違憲判決が相次ぎ、なかには選挙無効を宣言するものまであります。 メディアも法曹界もやったやったという雰囲気ですが、私は少し待てと思っています。 私は高校生のときに、政権交代がおきないのは選挙制度のせいと本気で思い込んで(後でそれは誤りとわかりますが)、1980年代末の定数是正の議論を追いかけて調査したことがありますが、その時代の一票の格差など、4~5倍はざらでした。 13万票取って落選(1983年千葉4区染谷誠候補、1986年竹村泰子候補)する人もいれば、4万票ちょっと(1983年新潟3区桜井新候補)で当選できる不公平さを、裁判所はほとんど違憲判決を下さず、ましてや無効などありえない、という扱いをしてきています。当時は中選挙区制で、選挙区の現職のうち落選するのは1~2人しかいないため、どうしても現職議員が選挙区の定数変更に否定的になりがちだということがあ
![3/27 今頃裁判所が一票の格差で選挙無効を言うなよ… - きょうも歩く](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e8971ac45a631c668cc321820e3525803cecc918/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fkurokawashigeru.air-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)