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2013年1月5日のブックマーク (1件)

  • スタンダール症候群

    スタンダール症候群 異質な原因による反応や症状 反応や症状は、発生率が低いとはいえ、これまで説明したものとは異質な原因によっても起こる。たとえば、内外の美術館や博物館で、あるいは、特に奈良や京都、あるいはアテネやフィレンツェなどの寺院や神殿や教会で、そこに設置ないし収蔵されている絵画や彫像などを見た時に、同じような反応や症状を示す人々は少なくない。これは、“青木まりこ現象”(吉岡、2003年:笠原、2010年)と違って、まだ一般にもほとんど知られていないが、実際にはごくふつうに起こる現象である。美術館の場合には、入館しただけで反応や症状を出現させることは少なく、特定の作家やジャンルの作品に対面した時点で初めて起こることが多い。それに対して、社寺や会堂の場合には、建造物自体が作品になっているためかもしれないが、境内や敷地に入っただけで反応を起こす比率が高い。そして、どちらの場合でも、そこから