千葉県鎌ケ谷市。北海道日本ハムファイターズの二軍が本拠地を置く静かで無名の街が今、“佑ちゃんフィーバー”に沸いている。斎藤佑樹の練習風景を見るためだけに、連日2千人、土日には1万人以上の観客が集まり、その経済効果は数億円規模ともいわれているのだ。 そんな景気のイイ話に、期待を極限まで膨らませている人たちがいる。2月1日から日ハムをはじめとするプロ野球10球団がキャンプを行なう沖縄県の歓楽街関係者たちだ。那覇市の繁華街・松山でキャバクラを経営するM氏の鼻息は荒い。 「今年からジャイアンツが沖縄でもキャンプを張るっていうんで喜んでいたんですが、そのうえ佑ちゃんまで来るとなるとそれどころの騒ぎじゃない。うちでは県外のフリーペーパーにまで求人広告を出して、働いてくれる女のコを慌てて増やしてますよ!!」 “佑ちゃん特需”に期待しているのは風俗界も同様だ。 那覇市内でデリヘルを経営するK氏がこ