安倍総理大臣は、内閣改造と自民党の役員人事で焦点となっている自民党の幹事長について、けがで入院している谷垣氏の後任に二階総務会長を充てる方針を固めました。また、ロシアのプーチン大統領の日本訪問の実現など、外交課題が山積していることから、岸田外務大臣を留任させることも新たに決めました。 このうち、焦点となっている自民党の幹事長について、安倍総理大臣は、参議院選挙で陣頭指揮にあたり、党内の意見集約にも力を発揮してきた谷垣幹事長を続投させたい考えでしたが、谷垣氏がサイクリング中に転倒してけがで入院し、復帰の見通しが立たないことから、交代も視野に入れて検討を進めてきました。その結果、谷垣氏を交代させ、後任に、谷垣氏とともに党内の意見の取りまとめ役を担ってきた二階総務会長を充てる方針を固め、就任を打診しました。関係者によりますと、二階氏もこれを受け入れたということです。 一方、安倍総理大臣は、内閣改