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2010年7月25日のブックマーク (3件)

  • インセプション - The Secret Doctrine(秘密教理)

    7/20追記・以下の感想を書いたあとで、さらに考えたことについて追加のエントリを書きました。そちらも併せてお読みください。 まず最初に言っておくと、この映画のアイディアとビジュアルは大変に素晴らしい! テレビをつけっぱなしにして寝ていると聞こえてくる音が夢の内容に影響したり、ものすごい長い夢を見ているつもりが実はほんの数分寝落ちしているだけだったという、誰にもありそうな経験を巧みに作品世界内のルールに織り込みつつ、さらに普通の人なら思いついてもまずやらないような奇想天外なヴィジョンを、ものすごく大真面目に手間をかけて映像化している。これは凄いです。クライマックスの(文字通りの意味での)三段落ちも見事。 しかもそこに、他人の夢に潜入してアイディアを盗んだり、またはある考えを植えつけ(インセプション)るプロの犯罪者集団という、一種の強奪映画の要素を加えることによって、よりスリリングな物語になる

    インセプション - The Secret Doctrine(秘密教理)
    aomeyuki
    aomeyuki 2010/07/25
    インセプションの感想。マイケル・マンからの影響は皆さんが指摘されているんですね。個人的には映画を観てもわからなかった。大都市を俯瞰するショットが多いのでそれっぽい感じはします。
  • Can I Kick It ? (Yes, You Can !) 「インセプション」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    ハッタリの利かせ方が中々痛快な作品でした。「人の頭の中/夢の中に忍び込んで、アイデアを盗み出す/植え付ける」というのがこの映画の主題となっていて、それだけ聞くと「なんだそれ??」と思うでしょうが、その世界の説明を冒頭のエピソードで見事にやってのけ、観客のハートをガッツリと鷲掴みにします。 レオナルド・ディカプリオ演じるコブという男が率いるチーム、このチームで集団催眠のような状態に陥って、寝ている人物(ターゲット)の夢の中に浸入するという、こうして説明を書いている今もその訳のわからなさに「大丈夫?」と自分自身に問いかけたいような気分になってきますが、さらにこの設定が「夢のまた夢のまた夢」というレイヤー構造を成しているという手の込みようで(この夢のレイヤー構造というのが、リンク先をどんどん進んで行って、タブがどんどん増えていく感覚にちょっと似ているんですよね。つまり、新たなタブが開かれた時、今

    Can I Kick It ? (Yes, You Can !) 「インセプション」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    aomeyuki
    aomeyuki 2010/07/25
    インセプションの感想。確かに原理を何も説明していないのにルールがわかるというあたりにノーランの現在のスゴさが出てたと思います。個人的にはJGLも良かったけどキリアン・マーフィがまともな役だったのに感動。
  • インセプション(クリストファー・ノーラン) - シャングリラ屯田兵

    来『メメント』的な規模でさらっと撮るのが望ましい話であるところを、監督や出演者の格とか、『ダークナイト』の後だからといった事情で、物語上要請される以上の規模の作品になってしまった、という印象でした。もちろんビッグバジェットのおかげで撮れた、「実写塊魂」的なあのシーンや、ドラえもんのひみつ道具を彷彿とさせる無重力バトルの場面はすごく魅力的だったのだけど、尺の長さ含めて(雪の要塞のシーンは丸々いらなかったのでは?)バランスが悪い気がして・・・以下ネタバレ含む感想メモです。 ・ジョゼフ・ゴードン=レヴィットは当に格好良かった。今作で一般にもブレイクするのでは? ・ケイパーもの定番の仲間集めシーンはやっぱりワクワクしますね。しかし海千山千の奴らのはずなのに、リーダーの不安定さに誰もダメ出しできないというのはチームとしていかがなものか。いい人すぎるだろ・・・ ・「彼らは目覚めに来ているのです」と

    インセプション(クリストファー・ノーラン) - シャングリラ屯田兵
    aomeyuki
    aomeyuki 2010/07/25
    インセプションの感想。サイコダイバーかと思いきや自我や潜在意識を「夢」というフィールドに誘い込む話ですね。だからそこでは「個」が露になると。設定はセラピーの亜種のような位置づけだと思いました。