小保方氏の会見をyoutubeで見た。これまで4つ書いた本件に関するブログの中身を変更する理由はまったくない。 一言でいうと、こういう人がサラリーマンで出世するのだ。その道では大変な能力である。この人が直属の部下だったらけっこう恐ろしい。核心である「故意の有無」の質問のぼかし方、逃げ方など見事な手腕で98点ぐらいあげられる。立派な女優だと言っている人がいるがちょっとちがう。女優はアドリブがないからとっさに危険を察知して不自然でないそぶりでするりと逃げたり、次のセリフをその場で考えてしゃべりながらタイミングよく泣いたりする能力はいらない。サラリーマン道の大家はそれができる上に女優の演技力も持っているからずっと格上なのである。 僕は昔の会社でこういう部下を一人だけ持ったことがある。ただし男だが。あることがあった時に彼は絶妙なタイミングでさめざめと泣き、大いに驚いた。それが軟弱な涙ではなくいい男