イタリアで開かれた世界3大映画祭の1つ、「ベネチア国際映画祭」は受賞作の発表が行われ、最優秀賞の「金獅子賞」は、メキシコのギレルモ・デル・トロ監督の「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」が受賞し、日本の是枝裕和監督の「三度目の殺人」の受賞はなりませんでした。 コンペティション部門にノミネートされていた21の作品のうち、最優秀賞の「金獅子賞」は、メキシコのギレルモ・デル・トロ監督の作品で、東西冷戦下のアメリカを舞台に言葉を話すことができない、孤独な女性の恋愛を描いた、ファンタジー映画、「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」が選ばれました。 コンペティション部門には強盗殺人などの罪に問われた男の担当となった弁護士が、調査を進めていく中で、隠された真実を明らかにしていくサスペンスを描いた、是枝裕和監督の「三度目の殺人」がノミネートされていましたが、受賞はなりませんでした。 一方、若手監督や革新的、独創的