Flashでは,自作のクラス(カスタム・クラス)をムービークリップ・シンボル(以下,ムービークリップと呼びます)に関連付けることによって,Flashドキュメント側にスクリプトを書かなくてもムービークリップの動きを制御できます。この際,自作のクラスをムービークリップに関連付けて使用する際には,少し独特な操作を行う必要があります。今回はこの操作の方法と特徴をご紹介します。 図1のムービーをご覧ください。実はこのムービーのFlashドキュメントには,スクリプトは書かれていません。それにもかかわらず,画面をクリックして矢印キーを押すと,その方向へとムービークリップが移動しますね。 図1: カスタム・クラスの使用(クリックするとムービーを表示します。Flash8で読み込めるソース・ファイルsample1.zipをこちらからダウンロードできます) この動きを制御するスクリプトは,すべて,外部のカスタム