「嘘喰い」も「ライアーゲーム」も、おじさんはどっちも大好きよ。 ライアーゲームは信頼と裏切りをテーマに頭脳戦が魅力のスタイリッシュなマンガよね。嘘喰いは、頭脳戦に「暴力」っていうテーマが入ってきて、エンターテイメント性が高い。 とはいえ、「嘘喰い」に頭脳戦の要素が弱いかといったらそいつはミステイク。今までにも「負けたら命を取られる」みたいな暴力&ギャンブル をテーマにしたマンガはいっぱいあったけど、「嘘喰い」は暴力 in 頭脳戦の印象なんよね。暴力さえも戦略の内っていうか。 敵は頭もキレるし豪腕。一方、主人公は非力。だからギャンブルの中で死にそうになることもあるんやけど、主人公は相手の暴力を封じるための駆け引き、暴力を利用する駆け引きで最後には勝利をもぎ取っていくんや。 未読なら「警視庁地下にある実物大迷宮ゲーム」辺りが、おじさんが一番「嘘喰い」らしいと思うお話でオススメよ。