久しぶりに美容院に行った。そこで手に取った雑誌「ゆうゆう」。FP畠中雅子さんの「死に金」についての記事が興味深かった。 50代男性。生まれてから一日も働いたことがない。父親が亡くなり、2億円の遺産を相続する。しかし両親亡き後6000万円で家を買い替え、その後も300万円のカメラを何台も買うなどの浪費をし、あっという間に資産額が800円に。 「家を売るしかない」とアドバイスをするも「絶対に嫌だ」と話を聞かない。 本当にこの相談者は死に金を使ったと思う。 記憶を頼りに復元すると、概ねこんな内容だった。 個人の特定を避けるために、やや盛っているのではと疑念を抱きたくなる話だが、ひとまず真に受けて感想を書いてみよう。 就労経験がないからこうなるのか、親が甘やかしたからかと少し考えたが、多分本人が持って生まれた性質によるのだろう。働いた経験もなく人生経験の浅い7~8歳のこどもでさえ「貯めれば増える」