スマートフォンでメッセージをやりとする無料アプリ、LINEの利用者のIDを乗っ取り、さらにその友人らのIDも乗っ取ろうとする新たな手口の被害が、先月以降、急増していることが分かりました。運営会社は詐欺などに悪用されるおそれもあるとして注意を呼びかけています。 この手口では、携帯電話の番号を教え、その後に届くメッセージの認証番号を教えてしまうと、その人のIDが乗っ取られる可能性があるということです。警視庁にも、今月に入って同じ手口で被害にあったという相談が寄せられていて、LINEの運営会社では、乗っ取られたIDが詐欺などに悪用されるおそれもあるとして被害の状況を調べるとともに、不審な投稿に対しては携帯電話の番号や認証番号などを絶対に教えないように呼びかけています。 LINEでは、去年5月ごろから、全国でIDが乗っ取られて、電子マネーを購入するよう持ちかけられる被害が相次ぎましたが、対策を強化