最近『貧乏と恋愛』というphaさんの記事が話題になっていた。 貧乏と恋愛 - phaの日記 内容には完全に同意だが、私にはどうしても実感の湧かない部分もある。 コメント欄にあった「お金のある男性としか付き合わない女性」はどこに生息しているのか?という問題である。 また、phaさんの記事を受けてニャートさんが書かれた記事にも色々と考えてしまった。 お金の打算をしないで恋愛できる女性が少ない理由 - ニャート 私の周りにも独身の女性たちがいるのだが、彼女たちはそんなに年収年収言わないし、婚活もしていない。 同級生や同僚、身の回りから相手を見つけて結婚し、その後も普通に出社してくる。 つまり私の周囲には、婚活も玉の輿も結婚退職も存在しない。 みんな生活の延長線上で結婚し、子供を産み、短い産休を経て復職してくる。 確かに専業農家の同級生は結婚が遅かったが、それでも今は妻子に恵まれ、看護婦の奥さんの
賃貸住宅に住んで家賃を払い続けるくらいならば、同じくらいのお金を払って住宅を「所有」したほうが良い。いつのころからこんな議論が日本人の間で交わされるようになったのだろうか。 戦前は都市部の人間はほとんどが借家暮らしだった 戦後、日本は高度成長の波に乗って経済大国への道をひた走ることになるが、躍進を支えたのが地方から東京、大阪、名古屋の三大都市圏に流入してきた大量の若者だった。地方出身の彼ら彼女らは、都市部の学校を出て就職し、家庭を築き、そのまま親が住む地方に戻ることがなかった。彼らが都市部で家を持とうとしたのは、地方では「家を持つことがあたりまえだった」からである。実は戦前は、都市部の人間はほとんどが借家暮らしで、家を持つという発想はそもそも希薄だったのだ。 つまり、地方の常識が、東京などの大都市での持家の需要を大幅に高めたのである。 一つのエリアに大量の人々が押し寄せて家を求めたことから
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