顔にやけどを負った女児（３）を病院に連れて行かずに放置したとして、埼玉県警は１１日、同県狭山市の無職の母親（２２）と、同居する工員の内縁の夫（２４）の両容疑者を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。 女児は死亡しており、やけど以外にも傷があったことから、県警は死亡した経緯についても調べている。 発表では、両容疑者は昨年１２月から１月にかけ、やけどを負った次女を病院に連れて行くなどの措置をとらずに放置した疑い。９日午前１１時２０分頃、夫が「起きたら、一緒に寝ていた娘が冷たくなっていた」と１１９番。救急隊員が布団の中で死亡している次女を見つけた。 調べに対し、母親は「病院に連れて行かなかったのは間違いない」、夫は「病院に連れて行かず何もしなかった」と供述しているという。