9年ぶりに改訂された三省堂の『新明解国語辞典』第8版が収めた新語・新項目は約1500。「IoT」「テレワーク」などの新語はもちろん、SNS社会を実感させる改訂も少なくない。 SNSの浸透、多様な性、コロナ禍……。変動期にある日本社会の姿を、日常で使われる語を説明する国語辞典も映し出している。9年ぶりに改訂され、19日に発売された三省堂の『新明解国語辞典』第8版(3100円+税)が収めた新語・新項目は約1500。「IOT」「テレワーク」などの新語はもちろん、語の意味や用法の広がりからも時代の変遷が見えてくる。(文化部 海老沢類) 言葉が増えた10年 『新明解国語辞典』はユニークで踏み込んだ語釈(語句の意味の説明)で知られ、前身の『明解国語辞典』(1943年創刊)以来の累計部数は2200万部に上る。前回、9年前の改訂では約1000の新語・新項目が加わったが、今回はそれを大きく上回る規模となり、
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