ブックマーク / realsound.jp (2)

  • 大塚英志が語る、日本の大衆文化の通史を描く意義 「はみ出し者こそが権力に吸収されやすい」

    太平記から漫画、模型、アニメ、ボーカロイドまで、日の大衆文化の通史を一冊ので描き切った日文研大衆文化研究プロジェクトによる書籍『日大衆文化史』(KADOKAWA)。 大塚英志氏 このでは、漫画の鳥獣戯画起源論など、現代の日文化が中世や近世にルーツを持つとする説は、戦時下に政治的に必要とされて「創られた伝統」だと退けた上で、それとは別に一貫して存在してきた運動を描いていく。 「お約束」や共通前提(歌舞伎でいう「世界」)を踏まえながら新要素(同じく歌舞伎でいう「趣向」)を入れて作品が生み出されていくという、二次創作的とも言える仕組みこそが「文化」であり、それは有象無象の大衆=民俗学者の柳田國男がいう「群れとしての作者」が担ってきた、という見立てのもとで見えてきた「日」「大衆」文化史の姿とは――主筆を務めた国際日文化研究センター教授・大塚英志氏に訊いた。 『日大衆文化史』は通史を

    大塚英志が語る、日本の大衆文化の通史を描く意義 「はみ出し者こそが権力に吸収されやすい」
    apipix
    apipix 2021/01/03
  • 探究心こそ人生の最高のスパイス 『ペンギン・ハイウェイ』が教えてくれる、謎に挑むことの楽しさ

    ファインマンとアオヤマ君が教えてくれるもの 人生を豊かに彩るスパイスはいろいろある。愛でもいいし友情でもいいし、エロスでもいいかもしれない。しかし、この映画を観た後、筆者は探究心こそ人生の最高のスパイスではないかと思うに至った。 映画『ペンギン・ハイウェイ』は、知的探究心がいかに人生を豊かにしてくれるのかを描いた作品だ。こまっしゃくれてちょっと理屈っぽい小学生、主人公のアオヤマ君が、近所の歯科医のお姉さん、そして市街地に突然出現したペンギンの謎を解き明かそうと奮闘する物語だ。 筆者は、半分冗談、半分気でこれを名著『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の映画化だと言っている(もちろん森見登美彦の素晴らしい原作があることは知っています)。作が観客に与えてくれるものは、あの名著と同じものだと思うのだ。 『ご冗談でしょう、ファインマンさん』は天才物理学者リチャード・ファインマンの自伝だが、小難

    探究心こそ人生の最高のスパイス 『ペンギン・ハイウェイ』が教えてくれる、謎に挑むことの楽しさ
    apipix
    apipix 2018/08/27
    ペンギンハイウェイ、楽しいよね。
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