梅雨の最中にも関わらず、晴れた日の暑さは厳しさを増す一方です。 街中のビジネスマンを見ると、その大半がクールビズの軽装になっています。通常のビジネスシャツの袖が半分程度に短くなった、いわゆる半袖シャツを着用している姿も目立ちます。着慣れたシャツスタイルであり、袖がない分涼しく過ごせるため、愛用するビジネスマンも多いようです。 日本に半袖シャツが本格的に普及し始めたのは、VANブランドの創始者である石津健介さんが1960年代に考案した「ホンコンシャツ」がきっかけとも言われています。香港など、蒸し暑いアジアに住む人たちがよく着ているようなシャツとして命名されたこの商品は、日本のビジネスマンの間で大ヒットし、すっかり定着しました。 しかし、とりわけ取引先の相手が女性である場合、半袖シャツを着て出向くことは再考の余地があるかもしれません。なぜなら、女性はビジネスマンが半袖シャツを着ている姿を好まし