――日米通算4257安打。率直な感想は。 「ここにゴールを設定したことがないので、実はそんなに大きなことという感じは全くしないんですけど、それでもチームメートだったり。記録のときはいつもそうですけど、ファンの方だったり、ああいう反応をしてもらえるとすごくうれしかったです。そこですね。それがなかったら、何もたいしたことがないです」 ――敵地ながら拍手が止まらず、ヘルメットをとってあいさつした。 「僕としては、日米合わせた数字ということで、どうしたってけちがつくことは分かっていた。ここに目標を設定していなかったので、あんまりやらないで、と思っていた。でもそれは止められないですから、無視するのも失礼ですし。1本目の5フィートの内野安打では、なかなかそれはできなかった。タイ(記録)ですしね。抜いたわけではなかったので。あそこでは絶対にできなかった。でもダッグアウトからチームメートが喜んでくれている