米Microsoftは2008年12月第1週,長引いているオープンソース・ソフトウエア(OSS)との戦いにおいて,なかなか面白い戦法を採用した。企業が長期的な視点で経費を減らしたいのなら,無料のオープンソース製品への移行などやめて,単に有償ソフトウエアを購入すればよいそうだ。その根拠は,OSSに隠されている,じわじわ発生する非互換性やサポートの問題とそのほか様々な不都合にかかわるコストであるという。これらのせいで,結果的に無償ソフトウエアの方が「Microsoft Office」などの有償ソフトウエアより高くつくらしい。 Microsoftの公表した文章には,次のようにある。「企業は,OSSに見えないコストが隠れていて,Microsoft Officeが最も経済的なプロダクティビティ/コラボレーション・ソリューションであることを認識し始めた。OSSに手を染めて得た唯一の成果が,Linuxパ
![Microsoftが「節約したいなら無料ソフトより有償ソフト」と実例を挙げて主張](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)