またまた書評だったり。 杉浦由美子「オタク女子研究 腐女子思想大系」 身近に典型的な腐女子が見あたらなかったりするので読んでみたりするわけだが、amazonのレビューを見ると結構酷評が多かったりする。 ただamazonレビューを見るポイントとして「酷評されている本は往々にして当事者の知られたくない真実をついている」という点もあったりするので、案外この本に書いてある腐女子像ってのはわりと正しいのかなあとも思ったり。 なんか萌えニュース板とか見てたら、801板から著者のブログに爆撃したり批判サイト作ったりと結構叩かれてるらしい。ただ、その批判自体が結構脇が甘い=理論的な反駁よりも感情的な反発の方が優先してるというあたり、「やおい論の本を出されること自体に対する嫌悪感」てのがあったりするんかね。 なんであれどっかのレビューにもあったとおり、腐るほどあるオタク論に対して大昔の中島梓先生の本以外に