インターネットでの楽曲販売に関し「楽曲のバラ売り」をしないよう求めていた英バンド Pink Floydの主張が認められ、EMIを相手取った訴訟に勝訴したそうだ(ロイター通信、本家記事)。 Pink Floydは自分たちのアルバムは「シームレスな楽曲」であるとして、アルバム内の楽曲の個別販売を禁じる契約を EMIと結んでいた。EMIはこの契約は物理的なレコードや CDに対してのみ有効であり、デジタルダウンロードには該当しないとしてオンラインでの楽曲バラ売りを行っており、Pink Floydはこれを契約違反として訴えていたとのこと。この契約が MP3などのデジタル形式やそのダウンロード販売が台頭する前に結ばれていたということも背景にあるという。 しかし裁判官はこの契約が「アルバムの芸術的統一性」を保護するものであり、アーティストの同意なしにオリジナルのアルバム形式以外での楽曲の販売は EMIに