2022年1月1日のブックマーク (1件)

  • 歴史で学ぶ量子力学【3】「神はサイコロを振らない」 - ナゾロジー

    光や電子という、世界の根源的な存在に目を向けたとき、それは粒子と波動という一見矛盾した2つの性質を同時に成り立たせていることがわかってきました。 しかし、古典物理学ではその振る舞いを説明することができませんでした。 放射線や線スペクトルの問題から、物理学者たちは原子の内部がどんな構造になっているかに興味の対象を広げていきました。 しかし、原子の内部構造を考え始めると、原子核やその周りに存在する電子の振る舞いは、やはり古典物理学では成立させることができませんでした。 ニュートン以来、世界を支配する盤石な学問だった物理学は、ここに革命の時を迎えたのです。 多くの人が量子力学と言われて思い浮かべるのは、「物事は確率でしかわからない」「観測するまで物事の状態は確定しない」という不可思議な理屈や、「シュレーディンガーの」と呼ばれる哀れなの思考実験ではないでしょうか。 アインシュタインの「神はサイ

    歴史で学ぶ量子力学【3】「神はサイコロを振らない」 - ナゾロジー