近所の人にあいさつをしたり、りんごの皮をむいたりといったマナーや技能は保護者が勉強以外のさまざな体験をさせている子どもほど身につけている傾向がみられることが、独立行政法人国立青少年教育振興機構の調査で分かりました。 この中で、小学4年生から6年生7800人余りの回答と保護者の関わりを分析した結果、保護者が「勉強以外のさまざまなことを体験させている」とか、「趣味を一緒に楽しんでいる」といった体験を支援するような関わりをしているほど、子どもが「できる」と答えた“生活スキル”の項目が多い傾向が見られたということです。 また、「学校のない日も早寝早起きをさせている」など生活習慣を身につけさせることに力を入れている場合も同じ傾向が見られました。 一方で、「よく『もっと頑張りなさい』と言っている」など、しった激励と子どもの“生活スキル”には関連が見られなかったとしています。 調査・分析に当たった文教大