元幼稚園教諭で、三人の子どもの父親でもある玉川大学大学教授の大豆生田啓友先生。 NHK教育テレビ『すくすく子育て』では、ママやパパへの温かいアドバイスが印象的な先生ですが、まだお子さんが幼かった頃には、「こんなはずじゃなかった」と落ち込むような経験をした時期もあったそうです。 いまの親世代に伝えたいこと。前編と後編に分けて、お届けします。 ── 今日はよろしくお願いします。研究室にお邪魔しました。 狭いところですみませんね。そこのソファーにどうぞ。 ── ありがとうございます。大豆生田先生は、NHKの『すくすく子育て』や講演会などでは何度もお話を伺っているのですが、今日は直接お会いできるということで、楽しみにしてきました。 恐縮です。 ── それではさっそくですが、まずは先生ご自身の子育ての経験談から伺っていこうと思います。 ── 大豆生田先生は幼稚園教諭のご経験もありますが、実際に父親に
子どもって、結構すぐに汗かいたりしますよね。 「暑いのかな」と思い、薄着をさせていたりすると 周りから「寒いでしょう!かわいそうに!」と言われることが多々ありました。 それも見ず知らずの、通りすがりの方に…。 否定しても「かわいそうに~」と言われ、 まだ育児し始めたばかりの私は不安になってしまったり していました。 でも、長女は汗かいてるし…! そんなある日、わたしが住んでいる市で子育て相談が開催されているのを知り 早速相談することに・・・。 保健師さんの言葉に、目からウロコでした。 そうだよ。この子の母は私だった。 この子に対して責任があるのも私だ! 私が責任をもって決めていいんだ…! もちろん、自分の考えだけで突っ走ることは危険ですが 子どもの様子を見て、子どものことを思いやっての行動には 自信をもってもいいんだなぁと、思うことができるようになりました。 子育ての先輩の意見や経験はタメ
我が家では、2歳の息子の寝かしつけに毎晩苦労していました。 息子が眠くなってからベッドに連れて行くものの、「まだ寝たくない!」と立ち上がってはドアをガチャガチャしたり、ベッドにダイブしたり…。ベッドに全然居てくれず、寝かしつけに1~2時間かかってしまうのです。 そんな息子をベッドに居させるために、スマホで動画を見せながら寝かしつけていた時期もありました。 この方法は、比較的早く寝てくれるのでラクだったのですが、その一方で「息子の目にも悪いだろうし、動画がないと寝られないなんてダメだよな〜」と悩んでいました。 そんな悩みを持っていたわたしは、ある日「寝かしつけには絵本の読み聞かせが良い」と耳にしました。 そこでさっそく我が家でも、ベッドでの絵本の読み聞かせを始めてみたのです。 しかし、息子は部屋の明るさや絵本をめくりたい衝動で逆に目が覚めてしまうようで、結局最終的には歩き回り…。 私も長い時
子どもっていろんな悪いことをします。悪いことをしたら誰かが叱って、ダメなことをダメと伝えて、子どもは少しずつダメなことを知って成長していきます。だが、私の友人のある夫婦から聞いた「叱るんじゃなくて気づかせる子育て」その方法と価値観が眼にも鱗でした。
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