新型コロナウイルスのワクチン接種後、よく起きる副反応が接種した部位の痛みや腫れ、全身の疲労感、頭痛、筋肉痛、発熱などです。多くは数日で解消しますが、つらいとき、どうしたらいいのでしょうか。解熱鎮痛剤はのんでも大丈夫でしょうか。 【連載「ワクチン接種Q&A」】記事一覧はこちら 【連載「ワクチンを知ろう」】記事一覧はこちら 接種部位に冷タオル 解熱剤・鎮痛剤も選択肢 Q: 「接種後に痛みや腫れ、発熱といった副反応が起きた場合、どう対応すればいいのでしょうか?」(50代後半男性、70代前半女性ほか) A: 接種後によくみられる副反応は、接種した部位の痛みや腫れ、全身の疲労感、頭痛、筋肉痛、悪寒、関節痛、吐き気、下痢などです(下表を参照ください)。多くは数日以内に解消します。痛みは、接種部位を冷たい清潔なタオルで冷やすと和らぐ可能性があります。頭痛や筋肉痛、発熱などに対しては市販の解熱剤や鎮痛剤