ホテル訪問して客室200室に強力接着塗った貸金業者職員=韓国(中央日報) A社は明洞(ミョンドン)のあるホテルを委託運営していたB社に対して4億1600万ウォン(約4320万円)の債権を持っていた。 A社はこれを根拠に2018年4月、ホテル客室331室のドアロックに集合動産根抵当権を設定した。客室ドアロックを担保にしたといえる。 同時期、B社は客室所有者に収益金を支払うことができないほど運営が難しくなり、客室の大部分の委託運営権もC社へ渡った。 翌年10月、A社はB社の債務不履行を理由にドアロックを強制競売にかけてこれを落札した。 客室ドアロックを手にした貸金業者はドアロックを転売して未収金を受け取る手段でC社にドアロックの買収を提案した。 だが、C社はA社がドアロックを落札した競売効果を否定して提案を断った。ドアロックは客室所有者のものなので最初からこれを担保とすることはできないというこ