新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府が全国一斉の臨時休校を要請しておよそ3週間がたち、学校に代わって子どもたちを受け入れてきた学童保育では、職員の負担が増す中、終息の見通しが立たないことへの不安の声が聞かれました。 通常は職員5人で子どもたちの面倒を見ていますが、通常の放課後に加えて午前中から開所するには人手が足りず、地域で子どもの見守り活動をしている人たち8人にも加わってもらいました。 それでも、登録している27人の子どもたちを全員朝から受け入れることはできず、自宅で保護者などが面倒を見られる子どもは利用の自粛を呼びかけていて、19日は10人ほどの子どもたちが過ごしていました。 さらに現場の負担を増しているのが感染症対策です。 所沢市からは1日1回、ドアノブやおもちゃなどを消毒するよう求められていますが、追いつかないのが現状だということで、この日も2人がかりで作業にあたっていまし