現在も拡大を続けている小笠原諸島の西之島(東京都小笠原村)だが、フジテレビの情報番組「Mr.サンデー」(日曜後10・0)が、日本のテレビ局としては初めて海上撮影に成功したことが7日、分かった。 火山写真家、白尾元理(しらお・もとまろ)氏の調査に同行し撮影が実現したもので、取材した川上康弘ディレクターは「まさに新しい大地が誕生しているところを目の当たりにし、感動した」と語っている。 昨年11月20日の火山噴火に伴って西之島付近に出現した新しい「陸地」。当初上空から確認された大きさは、西之島の南東約500メートルの海上に、直径約200メートル、標高約20メートルだった。 その後、溶岩の流出で「陸地」は順調に拡大し「新島」へ。さらに「新島」は西之島につながり、海上保安庁の航空機が12月26日、西之島の陸の一部になったことを確認した。 今回、白尾氏ほか一行は父島を今月2日午後8時に出港し、3日午前