米軍合同台風警報センターの観測によると、台風30号はフィリピンに上陸する8日未明に最も風が強くなり、最大風速は秒速87・5メートル、最大瞬間風速は同105メートルだった。 同センターの最大風速は、1分間の平均風速の最大値で、10分平均で算出している気象庁よりも数値が大きくなりやすい。気象庁の観測では、30号の最大風速は秒速64メートル、最大瞬間風速は同90メートルだった。同庁アジア太平洋気象防災センターは「今回の台風は、統計を開始した1951年以降で最強クラスなのは間違いない」と指摘している。
米軍合同台風警報センターの観測によると、台風30号はフィリピンに上陸する8日未明に最も風が強くなり、最大風速は秒速87・5メートル、最大瞬間風速は同105メートルだった。 同センターの最大風速は、1分間の平均風速の最大値で、10分平均で算出している気象庁よりも数値が大きくなりやすい。気象庁の観測では、30号の最大風速は秒速64メートル、最大瞬間風速は同90メートルだった。同庁アジア太平洋気象防災センターは「今回の台風は、統計を開始した1951年以降で最強クラスなのは間違いない」と指摘している。
衛星の電源系の不具合が原因。2006年9月に打ち上げられ、5年の寿命を2年超えており、復旧は難しいという。 他の光学衛星2基、レーダー衛星2基の計4基体制は維持されており、同センターは「情報収集体制に問題はない」と話している。
法務省は7日、法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる「予備試験」の今年の合格者が351人だったと発表した。 昨年の219人を大幅に上回り、同試験が初めて実施された2011年から2年連続で増加した。 発表では、合格者のうち法科大学院生は164人(昨年61人)、現役大学生は107人(同69人)で、現役学生が8割近くを占めた。同試験は経済的理由などから法科大学院に通えない人を想定して導入されたが、現役学生が法科大学院での勉強を省略するための「抜け道」となっている実態が改めて浮かび上がった。 受験者数は9224人(同7183人)で、これも2年連続で増加。合格率は3・81%(同3・05%)だった。合格者の最年少は21歳、最年長は60歳で、平均年齢は27・66歳。合格者は来年から司法試験を受験できる。 今年の司法試験での予備試験組の合格率(約72%)は、法科大学院修了者(約26%)に比
アイロボットの日本総代理店セールス・オンデマンドは、ロボット掃除機「ルンバ 視覚障がい者モデル」を11月1日~3日に開催される「第8回視覚障害者向け総合イベント サイトワールド 2013」で発表するとともに、日本点字図書館とオンラインショップのアイロボットストア、アイロボットサービスセンターで11月25日に販売を開始する。 価格は6万4800円。 目の不自由な人や視覚に障がいがある人が、日々の床清掃に苦労していることから、共用品推進機構、日本点字図書館と検討を重ねて開発した日本特別モデル。「ルンバ760」をベースに、日本点字図書館の監修を受けて制作した音声取扱説明書を通常の取扱説明書とともに添付する。 操作ボタンやホームベース上には、確実な操作のための凸点を備え、視覚に障がいのある人が使用する際、従来製品以上に使いやすくした。 集塵方式は、紙パックが不要なダストビン式。バッテリ駆動時
北海道の阿寒国立公園にある国の天然記念物「オンネトー湯の滝」(足寄町(あしょろちょう))の池で、外来の熱帯魚グッピーやティラピアが大量に繁殖し、環境省が今冬、根絶に乗り出す。 湯の滝一帯は、二酸化マンガンの生成を直接観察できる世界的にも珍しい場所だが、外来魚が藻類を食い荒らし、生成が少なくなっているためだ。 環境省によると、何者かが池に放して繁殖したとみられ、20センチ弱ほどのティラピアと、メダカよりひと回り大きいグッピーが数千匹いるという。湯の滝は温泉で冬でも水温が20度近くに保たれるため死なない。 二酸化マンガンの生成には水中の微生物が作用している。微生物には、藻類が作り出す酸素が不可欠だが、外来魚が藻類を食べ、二酸化マンガンの生成が極端に減っている。足寄町は1999年から毎秋、ポンプで池の水をくみ出し、数千匹の外来魚を網で捕獲してきたが、完全には捕りきれず、再び繁殖していた。
日本テレビ社員だった次男が窃盗容疑などで逮捕された人気司会者のみのもんたさん(69)が26日、東京都内で記者会見を開き、「親の道義的責任として、天職であるしゃべる仕事から下りるという一番重い道を選んだ」と、TBS系の二つの報道・情報番組を降板した理由を説明した。 みのさんは次男の事件が発覚した9月以降、「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」両番組への出演を自粛し、25日には降板が発表された。 約200人の報道陣が詰めかけた会見で、みのさんは「辞めなければ収まらない風潮も感じた。みのもんたのせがれじゃなかったらというのが正直な気持ち」と悔しそうに語った。 一方、「元々、報道番組のキャスターに憧れており、両番組には誇りと喜びを感じていた」とも明かし、「どこまで自分が立ち直れるか分からないが、しゃべる世界はこれからも命懸けで追求したい」と報道番組復帰への意欲ものぞかせた。
25日午後7時40分頃、JR石北線の当麻駅(無人駅)で、遠軽発旭川行き普通列車(2両編成)が上り線の線路上に置かれていた長机(縦40センチ、横120センチ、高さ88センチ)に衝突、列車はその場に停車した。 旭川東署が何者かが故意に置いた可能性があるとみて列車往来危険容疑で調べている。机は鉄製で、2本のレールの間に置かれていた。 この事故で、約50人の乗客や乗員にけがはなかった。列車は残り区間を運休した。
民間出身校長として今年4月に大阪市立小に赴任し、保護者らへのセクハラ行為で更迭された吉田敬(たかし)氏(59)について、市教委は25日、「校長としての職責を全うできるとは考えがたく、復帰は不可」と決定した。 吉田氏は復帰を目指して研修を受けたが、同日午前の市教育委員会議(委員長=長谷川恵一・エール学園理事長)で教育委員らが協議し、「自身の行為の原因がどこにあるかを見いだせていない」などとして、復帰を認めないことで一致した。決定を受け、退職勧奨の方針を伝えたところ、吉田氏は市教委に対し、退職の意向を示したという。 吉田氏は、介護関連会社役員から今春、公募で採用され、同市港区の市立小に赴任した。しかし、児童の母親に対し、「僕と会えなかったらさみしい?」と不適切なメールを送ったり、親睦会で尻を触ったりしたとして、9月上旬、減給10分の1(6か月)の懲戒処分を受け、校長を更迭された。その後、現場復
東京電力による原子力発電事業の改革を監視する第三者委員会「原子力改革監視委員会」のバーバラ・ジャッジ副委員長(英原子力公社名誉会長)は12日、都内で読売新聞のインタビューに応じ、福島第一原子力発電所の廃炉作業を東電から切り離して進めるべきだと述べた。 ジャッジ氏は「発電と廃炉では、全く違う技能が必要になる。それぞれが専門分野に注力することで、最も高い安全基準を満たせる」と語った。 英国では2005年に政府が資金を投入し、廃炉作業を専門に行う独立行政法人・原子力廃止措置機関が設立された。海外の技術などを活用しながら廃炉作業を進めており、日本でも英国方式が「参考になる」と指摘した。 また、ジャッジ氏は世界の原発や電力業界の現状について、「長い年月を経た発電所もあり、電力会社は廃炉の専門家を求めている。廃炉は長い時間がかかる作業で、経験の蓄積が欠かせない」と専門家の育成が重要になるとの見方を示し
茨城県古河市を南北に流れる一級河川「向堀川」の名称を示す看板のうち3枚が「向掘川」と、「堀」の文字が誤って記されていることがわかった。 県西部の河川を管理する県境工事事務所によると、県から発注を受けた業者が誤ったか、発注側が示したデザインそのものが誤っていた可能性があり、「新たに立て直すと費用がかかるため、シールを貼って修正したい」としている。 同市下辺見で、川に架かる国道354号の「思案橋」にまつわる伝説を取材している時に、橋のたもとに立てられた「向掘川」の白い看板が目に入った。 「あれ? 『土偏』の『堀』ではなかったかな……」。本紙の過去の記事や各種文献を調べたが、「手偏」の「掘」の表記は見あたらない。 「土」か「手」か――。同事務所へ看板の写真を送って問い合わせたところ、「看板の漢字が間違いです」との回答だった。現地へ戻って確認すると、橋の反対側のたもとに立てられたもう1枚の看板は「
学校や仕事に行かず家に閉じこもる「引きこもり」が、山形県内で少なくとも1287人に上り、40歳代以上の中高年が4割以上の548人を占めることが、県が初めて行った実態調査で明らかになった。 県は「想像以上に中高年の割合が大きかった」として、引きこもりへの支援を行うNPOなどと協力して対策を進める方針だ。 県は4~5月、民生委員ら2629人に住民の交流状況などに関するアンケートを実施。この中から引きこもり状態にある人を把握した。2204人から回答を得た。 引きこもり状態にある人を年齢別で見ると、多い順に30歳代28%、40歳代23%、20歳代21%など。30歳代以下の若年層が55%を占める一方、40歳代以上の中高年層も43%に上った。 期間別では、3年以上5年未満が17%で、5年以上10年未満は20%。10年以上も36%いた。中高年の場合、長期化の傾向が見られ、10年以上が46%だった。 引き
太平洋高気圧の勢力が強い影響で、12日は関東地方を中心に朝から気温が上がり、千葉県横芝光町で32・1度、静岡市清水区で32・0度を観測したのをはじめ、正午現在、関東や東海地方の36地点で30度以上の真夏日となった。 東京都心も午後1時に31・3度を記録し、1875年の統計開始以来、最も遅い真夏日となった。 気象庁によると、13日も気温が高くなるが、14日以降は平年並みに戻る見込み。
2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(新宿区)や、都立葛西臨海公園(江戸川区)を利用したカヌー・スラローム競技場の建設を巡って異論が出ている。 デザインや場所の変更には時間や費用もかかるため、国や都は頭を悩ませている。 約5万4000人収容の国立競技場は1958年に完成。老朽化し国際規格を満たさなくなったため、ラグビーのワールドカップが東京で開催される2019年までに、国が総工費約1300億円をかけて、8万人収容の競技場に建て替える計画になっている。 開閉式の屋根を備え、ヘルメットをかぶせたような流線形のデザインは斬新だが、延べ床面積は昨年のロンドン五輪のメーンスタジアムの3倍近い約29万平方メートル。高さは約70メートルあり、建築家の間からは「緑豊かな都心の風致地区に、これほど巨大な施設が必要なのか」との声が上がっている。最近は資材価格や人件費が高騰して
東京都千代田区神田神保町の古書店「一誠堂書店」が11日、古典籍の展示即売会で、中国の南宋時代の12世紀頃に刊行された漢詩選集「唐人絶句」を4億6000万円で売り出した。 中国では早くから木版の印刷技術が発達し、当時出版された書籍は「宋版」と呼ばれ、書体や造本の美しさ、現存例の希少さからすでに明代から高額で取引されてきた。しかも21冊がまとまっていることから、極めて貴重という。 同店の目録などによると、南宋の文人、洪邁が編んだ。大きさは縦28・2センチ、横19・3センチ。唐代の詩人、杜甫が李白に贈った漢詩などが印刷されている。元は22冊あり、室町時代までに日本に伝わったものとみられる。近年は少なくとも40年以上、店に保管されていた。
3月に青森県深浦町の海岸に座礁した貨物船の処理を巡り、県や町が対応に苦慮している。 再三の撤去要請にもかかわらず、船主側が応じないため、撤去のメドが立たないからだ。このままでは「億単位」とみられる撤去費用を公費で工面せざるを得なくなるだけに、県や町は「いい迷惑だ」と憤っている。 座礁したのは、カンボジア船籍の「AN(アン) FENG(ファン)8」(1996トン)。3月1日夜、秋田県から北海道に向かう途中に、深浦町岩崎地区の浜辺に乗り上げ、ベトナム人と中国人の乗組員12人が救助された。 県河川砂防課によると、船は事故に備えた保険に加入しており、支払い能力の有無が撤去に向けた障害になっているわけではない。 仲介する保険会社側は県に対し、「撤去について船主の承諾が取れない」と説明しているという。船の所有者は中国人3人。船体を解体して廃船にするのか、それとも修理に回すかで意見が割れているのが原因だ
大阪府警北堺署の誤認逮捕問題で、府警が、基本的な確認を怠ったり指揮が不十分だったりした署員ら関係者を処分しない方針であることが、府警への取材でわかった。 事件と無関係の人物を85日間も勾留する失態であっても、故意に手を抜くなどの処分対象行為には当たらないと判断したというが、専門家からは「責任の所在があいまいで、一般市民の理解は得られにくい」との指摘が出ている。 府警は、8日に発表した同問題の検証結果で、今回の捜査では、アリバイなど基本的な確認作業が行われず、幹部の捜査指揮も不十分だったと結論付けた。 警察官の処分には、地方公務員法などに基づく懲戒処分と、より軽い訓戒など内規による内部処分があり、いずれも故意に捜査や職務に支障を与えるなどの規律違反が対象。懲戒処分については、警察庁が定めた基準に沿って免職や停職などが判断されるが、府警は今回、同庁とも協議し、原因は、署員は経験の浅さ、監督する
横浜市金沢区で8月、公園で意識を失った男性を救急搬送するために出動した救急隊が、市消防局消防司令センターの指示で、現場まで約500メートルの地点から引き返していたことが、同局などへの取材でわかった。 男性は後から出発した救急車に搬送されたが、数日後に死亡した。救急隊の到着が10分程度遅れた可能性があり、同局は「救急隊の位置確認が不十分だった」とミスを認めている。 同局などによると、8月11日午後2時53分頃、同区の公園で、「20歳代の男性が意識や呼吸がないようだ」と付近にいた人から119番があった。司令センターは、現場近くにいた磯子救急隊と、現場に近い金沢消防署の消防隊2隊に出動を指示した。だが、同3時4分頃になって、現場に近い同署幸浦消防出張所の救急隊が出動可能であることに気付いて出動を指示し、現場に急行中の磯子救急隊に引き返すよう指示した。 現場には午後3時5分頃、最初に指示を受けた消
コインパーキングの看板表示を巡り利用者の苦情が増えているとして国民生活センターは3日、業界団体に対し適切な表示をするよう要望したと発表した。 同センターによると、典型的な苦情は「最大料金」に関するもの。ある事例では、「1日最大500円」という看板を見て5日間駐車したら8700円請求された。2日目以降、1時間ごとに100円かかるという説明は敷地内の自動販売機の裏に掲示されていた。 「最大料金900円、24時」と看板に書かれていたケースでは、最大料金の適用は利用当日の24時まで。それを過ぎると通常料金が加算される仕組みだった。午後9時から21時間余りの駐車で3400円支払った利用者は「24時間で900円だと思った。暗くて細かい規約まで確認できなかった」という。
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