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大相撲の八百長問題で、日本相撲協会の特別調査委員会(座長=伊藤滋・早大特命教授)は21日、力士らの八百長への関与を確認する携帯電話のメール解析が難航する見通しを明らかにした。この日の会合で、放駒理事長(元大関魁傑)にこうした状況を説明。22日の協会理事会で報告する。 調査委によると、携帯電話会社などに解析への協力を要請したが、個人情報保護の面から協力が得られないという。伊藤座長は会合後、「遅々として(解析が)進んでいない」と説明。放駒理事長は、22日の理事会で力士らへの処分を出すのは難しいとの見通しを示した。
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