地震発生後、自治体が土葬を行うのは初めて。初日は身元確認が済んでいる約80体を埋葬する予定だ。 市によると、埋葬場所は同市大塩の市営墓地。22日午前10時から4回に分けて埋葬する。1体分のスペースは幅約1メートル、長さ約2・5メートル、深さ約75センチで、ベニヤ板の仕切りが設けられている。 埋葬場所となる市営墓地では21日、市建設業協会の関係者ら約10人が重機や手作業で土を掘り起こし、約100体分の埋葬スペースを確保した。 同市では21日までに655人の死亡が確認されているが、燃料不足や停電などで火葬が追いつかず、遺体の腐敗が深刻化している。