政府は6日、福島県内を流れる阿武隈川、同県北部の檜原湖、小野川湖、秋元湖などで取れたヤマメから食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、同県知事に出荷制限を指示した。また、一般釣り客がヤマメを釣っても持ち帰ることのないよう県内の漁業協同組合に注意喚起した。 出荷制限の対象地域には阿武隈川の支流と、檜原湖、小野川湖、秋元湖に流れ込む周辺河川も含まれる。阿武隈川の下流域は宮城県内にも流れており、同県は近く、ヤマメを採取して放射性物質の有無を調べる。 【関連記事】 【動画】福島原発10キロ圏内の海上で行方不明者を捜索=海上保安庁 【特集】原発事故は人災〜佐藤・前福島県知事インタビュー 首相はマネジメント能力がない=民主・川内博史衆院科技委員長インタビュー 【東日本大震災特集】トップページ 〔写真特集〕東北地方太平洋沖地震