深海に生息するサメの一種で、「生きた化石」と呼ばれる深海魚「ラブカ」が静岡県沼津市の沖合で捕獲されました。 「ラブカ」が生きた状態で捕獲されるのは珍しいということです。 捕獲された「ラブカ」は、体長がおよそ1メートル30センチのオスで、黒っぽい灰色をしています。 沼津市の「沼津港深海水族館」が8日午後、沼津市沖合の駿河湾で、水族館に展示するための魚を底引き網で採取していたところ、水深およそ300メートルで網にかかったということです。 水族館によりますと、「ラブカ」は深海に生息するサメの一種で、エラの数が多いことから原始的な特徴を持つサメとみられ、「生きた化石」と呼ばれているということです。 また、捕獲された例が少なく、環境の変化にも弱いため今回のように生きた状態で捕獲されるのは珍しいということです。 水族館は、「ラブカ」を早速水槽に入れて一般に公開し、訪れた人たちは写真を撮ったりしながら珍