約束を守るって大切なことですよね!何よりも! ゴールデンウィークのうららかな陽気に包まれる日曜日、京都競馬場では古馬最高峰を決める春競馬の大一番、天皇賞(春)が行われました。多くのファンが注目し、幾多の名馬が挑み、多くのホースマンが憧れるこのレースは、競馬界においても特別な意味を持つレース。ふざけた態度などは許されない、格式高い舞台なのです。 そんな中、よりにもよって今日なのかという、タイミングの悪い男がいた模様。 その男とは松岡正海騎手。今年はJRA通算300勝を達成し、リーディングでも上位につけるこの男は、3日の天皇賞でもマイネルキッツに騎乗。人気は前哨戦の阪神大賞典を制したアサクサキングス、昨年のジャパンカップを制したスクリーンヒーローに集まりますが、松岡騎手は前掛かりになる流れを読んだのか、後方から騎乗馬の豪脚を引き出して見事な差し切り勝ち。12番人気、しかも重賞未勝利のマイネルキ