例えば、10年以上前の論文 [nih.gov]ですが、アリジゴク(antlion)の排泄物について研究した論文というのも、とっくに出てるようです。 もちろん、この小学生が「独自に発見」して、真実にたどり着いたことには価値があります。記事を読んだところ、その小学生もいろんな人に訊いてはみて、誰もそれに答えてくれなかった、ということらしいけど、それは「本当に詳しい人に訊くことが出来なかった」というだけで、「知ってる人(科学者)はとっくに知ってた」事象なわけで。 記事では、まるで「専門家が辿りついてなかったことを、小学生が発見した」とでも言わんばかりですが、専門家たちも、その真実にとっくにたどり着いていたわけです。「真実に辿り着いてなかった」のは、「専門家たちはそれをすでに知っていた」という真実にたどり着けなかった(調べなかったのか、調べきれなかったは判りませんが)新聞記者の方だったというのは、