ドラマチックな沈没、史実に沿い再現 主演の菅田将暉さん(右)と演技プランを打ち合わせる山崎貴監督 (C)2019「アルキメデスの大戦」製作委員会(C)三田紀房/講談社【時事通信社】 山崎監督は、映画監督デビュー作「ジュブナイル」(2000年)以来、メガヒットした「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「SPACE BATTLESHIP ヤマト」「DESTINY 鎌倉ものがたり」などVFXを駆使した作品を次々と世に送り、ヒットメーカーの地位を確立した。 今回の作品はドラマを重視し、「不安になるぐらいVFXが少ない」と笑うが、冒頭で展開する大和沈没の場面は日本の戦争映画史に残るリアルな出来栄えだ。 ※ ※ ※ ※ ※ ―日本映画では過去に「連合艦隊」(1981年公開、松林宗恵監督)などで大和の最期が描かれましたが、映画的な効果を重視して、事実とはかなり異なっていました。今回は史実に忠実