神奈川県警相模原南署は1日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、パチンコ店を全国展開する東京都中央区の「ガイア」社長渡辺直行容疑者(38)を逮捕した。 逮捕容疑は、5月上旬ごろ、東京都内かその周辺で覚せい剤を使用した疑い。相模原南署によると、容疑を認めている。 同署は、渡辺容疑者が覚せい剤を使用しているとの情報を入手し、5月23日に自宅を家宅捜索。覚せい剤は見つからなかったが、尿検査で反応があった。入手経路などを調べている。 ガイアによると、同社は北海道から九州まで、全国でパチンコ店約200店を経営し、年商は約4000億円。同社は「事実が確認できていないので、コメントできない」としている。(共同) [2011年6月1日12時58分]